U.4カテゴリーの基本対策

《パターン@既存商品・既存市場領域の戦略》
貢献度別の顧客・商品カテゴリー重点主義戦略
【現状】●売上高・粗利益率ともに前年割れ。既存顧客に既存商品をぶつけるのは、これ以上難しい。尚且つ、他エリア進出も期待出来ない
基本対策
●商品は@ベース商品ゾーンAスクラップ商品ゾーンB差額対策商品ゾーンにわけ、それを更に細分化して対応策を検討する。基本対応は@ルーチンワークの業務改善Aライバル対策B全社対応でのベースアップ対策

●顧客は@売上が伸びる顧客A売上が横ばいの顧客B売上が減少する顧客C売上が0になる可能性がある顧客にわけ、それをA・B・Cランク毎に対応策を検討する。

《パターンA既存商品・新市場領域の戦略》
商品改良によるピンポイント新規開拓戦略
【現状】●狙うべきターゲットが明確でなく、とりあえずDMやチラシのマス媒体に頼る既存の営業方法で効果が薄く、新規顧客が獲得できない。
基本対策
●狙うべき新市場に合わせた商品改良、商品改良に合わせた新市場を狙っていく。

●ある『機能に特化する』 『顧客に特化する』 『使用シーンに特化する』 『地域に特化する』 『売り方に特化する』 『価格に特化する』 などに特化し、ターゲットの絞り込み

《パターンB既存市場・新商品領域の戦略》
顧客種類・ニーズ細分化によるインストアシュアアップ戦略
【現状】●既存商品の商品力が弱まり(商品力とは粗利益率)、そして、売上確保対応に追われ、NEWな商品開発・開拓が進まない
基本対策
●差別化による競合とのインストアーシュアアップ生き残り戦争。顧客の需要が増える期待感を捨て、ライバルから奪い取る事。基本は機能・品質・コスト・納期・サービス等の「自社の強み」を商材化する事。

●顧客の種類や自社以外に求めているニーズもを細分化し、その特徴を掴み、顧客の困りごとを商品化していく。又、高付加価値商品の展開方法もある。

《パターンC新商品・新市場領域の戦略》
固有技術での新商品開発による隙間ニッチ戦略
【現状】●今の現状が厳しく、進まない
基本対策
●ここでは自社の固有技術の応用・組み合わせをベースに、戦える隙間市場をいかに見つけるかがポイント。ニッチ戦略とは、競合のいない勝てる市場を見つける事。マーケット規模は100億ぐらい。

●@わが社が特化できるマーケットサイズを見つけ、どう展開していくのかが重要そしてA自社の経営資源・固有技術を掘り下げて見つけ、商品・サービス開発していく。
▲UP
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