U.業務上の重要基本動作の連絡・報告について
《1.連絡・報告》
(1)連絡・報告の意味
@会社においての報告・連絡が信頼のコミュニケーションパイプそのものである。 A言葉じりとして報告・連絡・相談を略して『ホウレンソウ』といわれますが正しい理解の仕方は、最初に連絡があって報告になります。
(2)連絡とは
@連絡とは事実を客観的に伝える事
A『今日、お客様からこのように言われました、きょう現場でこういうことが起きました』と事実を客観的に伝えることが連絡です。
(3)報告とは
@報告とは事実を客観的に伝え、その対策を考え伝える事
A『今日、お客様からこのように言われました。次に、こういう手を打ちたいと思います』と連絡プラス対策が入るのが報告です。
B報告を励行する人は対策を自分で考え、チームリーダーに相談するので、仕事のやり方、判断の仕方を教えてもらうので早く成長します。
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《2.報告の種類は4種類》
(1)事前報告・・・行動を起こす前に、計画の主旨・目的・並びに予測される結果を確認する。
(2)中間報告・・・中間時点の進行状況と終了までの見通しを報告し、上司から判断を伺う。
(3)終了報告・・・事が終わった後に報告する。
(4)異常報告・・・異常事態発生時の報告で迅速な報告と対応が不可欠
(5)1番重要な報告は中間報告
@中間報告は、失敗をさせない報告の仕方で効果が出ます。
A『今こうなっています。期限までにはこういう手を打ちます』という中間報告で、上司はコントロールができます。
B指示命令した内容で期限までに1週間以上かかるようなものは、必ず中間報告をさせていくことを習慣づけること。
Cその時には、中間報告の期日も指示命令します。『その仕事は30日までにやってくれ。そしてその中間報告は23日にしてくれ』と明確に中間報告日も指示する。
《3.報告のやり方》
(1)結果から経過、その内容そしてその対策の順序で報告する。
@報告がうまい人と下手な人は、結果・経過・対策の順番でやっているかで決定づけられます。
(2)報告のパターンをつくる。
@報告がうまくいかない理由に報告のパターン化が出来ていない事があります。
A日報にて報告しているか。
B定例会議にて定例の報告内容は決まっているか。
C月間・週間にて定例の報告内容・パターンは決められているか。
D上記の報告パターンは守れているか。
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