やみくものな規模拡大ではなく、事業戦略を的確に構築して30~50億企業突破へ・・・
■テーマ① 会社の成長には3層が必要
会社の成長には【①考える層 ②組織を動かす層 ③現場業務をこなす層】の3層が必要です。戦略的経営の推進で成長された中小企業の特徴は【考える層の卓越した力】があり上記の3つの力関係は【①考える層 > ③現場業務をこなす層 > ②組織を動かす層】
です。
戦略的経営で成長された中小企業のもろさは、会社の規模が成長してきた段階から企業の戦うステージが変化する事への対応力につきます。その一つのターニングポイントが従業員数100名、年商30億前後の規模となります。
■テーマ② 圧倒的な強みを持つ事(専門化の多角化)
30~50億企業の本質は、『圧倒的な強み』を持つ事であり、その強みを継続的に支持してくださるお客様を創り出す独自の経営総合力を持つ事である。経営総合力とは『人・モノ・カネ・管理・情報』の経営要素と『経営部門・各部門』の経営機能と『経営戦略・経営風土』の経営推進の独自性と実行レベルにあります。
実力が伴わず無理に30~50億を突破する事も目的に規模の拡大を図ると衰退危険度は増します。肝要な事は対象とする事業の市場や業種分野において圧倒的な優位性を持つ事が重要。1つの事業分野には市場規模の限界があり、競争力によってその優位性が決まるので、やみくものな規模拡大ではなく、事業戦略を的確に構築して30~50億企業突破へのシナリオを作る必要があります。
■テーマ③ 売上高拡大に力を入れる必要性
年商30~50億未満クラスの企業の多くは、自社の強みを発揮できる事業で勝負する事で精一杯。しかし年商30~50億の規模を超えると、その規模を維持する為の売上高拡大に力を入れる必要性が発生する場合がある。こうなると、業績の基盤である『自社の強み』の維持・強化に力を入れられなくなり、増えた固定費を吸収する為に売上高増大の方向性に舵取りを行うようになる。その結果、独自性のない事業、特色のない企業になってしまう。
つまり、売上高は地域業界でトップだが、『ナンバーワンの商品・サービス力を持っていない』企業となり、真の意味で成長企業になれず、売上高の拡大を必然的に求められる為に、逆に衰退する企業になってしまう事が多くなります。

