中期経営戦略の展開のみの専任者がいない・・・
■戦略の効果とは
新規商品・新規事業では異なるが基本的な導入後の売上高目安です。
例えば、現状の売上高30億とします。
・導入後1年目の売上高・・3億(現状売上高の10%以上) 売上高合計 33億
・導入後2年目の売上高・・6億(現状売上高の20%以上) 売上高合計 36億
・導入後3年目の売上高・・ 9 億(現状売上高の30%以上) 売上高合計 39億
正しい展開が図れると、大きな効果が期待できるのが経営戦略の効果です。
■勝つ為の条件づくり
最初から、負ける為に戦う企業はありません。しかし勝つ為の条件を整備せずに戦うから、負ける確率が高くなります。中小企業の戦いは小さな戦いだが、必勝体制が必須。一敗が致命傷になる可能性が高いからです。
その為の条件ですが以下の通りです
・戦う武器を決める
・どのマーケットを主戦場にするか(エリア・顧客)
・戦場の拡大範囲をどうするか(売上・利益)
・戦いの期間をどう設定するか
・戦いの組織をどうするか、そしてどのようにつくるか
・資金の調達をどうするか
・全ての資源を1点に集中させて戦い抜くこと
■新たな戦略展開で発生する副作用と懸念される損失を考える
人間は習慣の動物です。新しい事をやろうとする時にはノーという発想が多い。それをいかに払拭するかである。
その為に、阻害要因の検討と方策やその克服手段を具体的なプランに落とし込む事が必要となります
■実行停止の基準
経営は良い時もあれば悪い時もあります。悪い状況になって引き際を考えるのではタイミングを逸する事がよくあります。最初に【どの状況になったら引くのか、止めるのか、どのぐらいにセーブするか】の基準を決めておく事が重要です。
・失敗事態の初期サイン
・失敗事態の抑制方法
・失敗事態の退去方法
■業績の多層づくり
中小企業の戦い方は『短期勝負一本やり』が多い。中期経営戦略の推進役は単年度の業績推進者と同一人物の兼任主義が現実で、中期経営戦略の展開のみの専任者がいない。
大手企業は中期の展開は経営企画室、商品開発部、マーケッテイング部が専門に担当し、単年度の業績づくりは製造部、営業部が担当する専任主義です。しかし、中小企業は兼任主義での展開となります。経営戦略を専門に考え、展開する機能がない分、それを補う為に『一時期スーパーマン』が必要になる。この存在が会社の歴史をつくります。
それは役員であり、幹部となります

