基礎的な能力が劣る中小企業の人間集団が・・・

私が『中小企業の基礎打ち屋』として1000社以上手術・治療してきた経験則でみると経営の第一義は継続して栄える事であり、その為に奇策はない。やるべき事をキチンとやる事の繰り返しが会社を強くする。

中小企業の社員は大企業の社員と比較すると基礎的な能力は劣るが、何とかこの会社で頑張っていこうとする労をいとわない職業人としての姿勢は立派である。

■では何故当たり前の事が出来ないのか?
それは能力がないから出来ないのではなく,今までやった事の経験がないのでやり方が解らず今は出来ていなかったり、習慣化されていなかったり、学習能力の差だけである。よくよく考えてみれば、選ばれし天才集団のプロ野球選手でさえ、自主トレ・キャンプで反復練習したプレーしか公式戦ではやらない。基礎的能力の高い集団でさえそうなのに、基礎的な能力が劣る中小企業の人間集団が鍛えないで戦えば負けるのは当然の事である。


■基礎的な能力が劣る中小企業の人間集団のレベルを上げる方法
その為には企業基盤の環境を創る事が早道であり、素材で勝てなければ素材を磨く環境で勝つ風土を作ることがポイントとなる。その環境とは ①公開経営 ②全社員参画経営 ③一体感をベースにした会社のシステムである。

経営者の背中を中心とした一体感で成長してきた中小企業にとって、その一体感の創り方を全社員参画型の公開経営をベースにした企業づくりへと変えなければいけない。特に創業者だから出来たやり方と後継者ができるやり方は根本的に違う