海図なき航海では難破する確率は高い・・・

■標準化が苦手
仕事の標準化ができていない」ことも弱みの一つである。人によって仕事の流れが違うなど、業務内容が統一化されていないため、できる人しかできない業務遂行レベルになっていることが多い。だからロスが多い。

■道標なき前身は危険がいっぱい
そして多くの会社に見受けられるのが、会社の「道標」がないために起こる問題である。道標とは、進むべき道に灯りを灯すものである。
夜道は、街灯があるから歩ける。同じように、会社も方向性。道順がなければ、社員は迷ってしまう。もともと会社は個性がバラバラな集団の集まりである。このバラバラな集団を同じ方向に進ませるには、道標が必要だ。

会社にとって代表的な道標とは経営理念であったり、ビジョンであったり、経営方針であったりする。これらは、いわば組織にとっての羅針盤である。海図なき航海では難破する確率は高い。