それは社員の基本的行動の質の差である・・・
同じ時期に、同じ地域で、同じ業種を始める事は物選び、地域選び、スタート時期が同じ事を意味する。それでも業績に差が出るのが会社経営である。
私も同業種を同地域で同時期に始めたA社、B社をお手伝いするケースが幾つかありました。(時期はちがうけれど)
■成長できる企業と出来ない企業の特徴
その時に感じた成長企業と成長できない企業の特徴ですが、
〇成長企業の社員は、指摘されなくてもメモを執る習慣を身につけている。しかし、成長できない企業の社員は余程記憶力が良いのか不思議とメモを取る習慣がない。
〇社内で決められた事に対する意識の違いがある。成長企業は守らなければいけない意識が社員にあるが、成長できない企業は決められた事に対する意識が低く、守ろうしない。
鶏が先か卵が先かではないが、成長したから出来るようになった、出来るから成長してきたと聞かれれば、後者の出来るから成長してきたが答えである。
この差は経営者が会社の人間集団の基礎的レベルを上げることに注力を注いだ時間・知恵・執念の違いであろう。