2025年まで、今のままで何も手を打たないと会社はどうなるか?・・・

■今のビジネススタイルであと何年飯が喰えるのか?
2025年まで、今のままで何も手を打たないと会社はどうなるか?
 ある会社は【現存のままなら、ビジネスとして成立しない】と結論づけた。 
 
この会社は売上昨年対比110%と伸びている企業。 ある特殊な製品を販売しており、その売上全体の70%が東北エリアでの売上。東北エリアは人口が10%減少し、 高齢化比率が高まる。しかも、この統計には労働人口問題の一つである首都圏への労働者移動は カウントされていない。  当然、この会社はこれを見越したうえで、新たなビジネスの展開はスタートしている。 
 
■誰が危機感を持つのか
恐らく、大半の企業がこの会社のように【現存のままなら、ビジネスとして成立しない】と考えるだろう。 ポイントは、この問題意識を誰が考え・持つかである。この会社は【現存のままなら、ビジネスとして成立しない】と結論付けたのが中堅社員とリーダーである。
 
この中堅社員の皆さんは、慣れない外部環境変化・業界変化・主要顧客の界変化の資料を自分達で集め、分析し、結論付けた。 文字通り、21世紀に生きる社員が結論付けたことに意味がある。 経営者・役員が考えるのは当たり前。中堅社員が考える事で、この会社の当たり前のレベルが変わり、そして上がる。現存のままなら、ビジネスとして成立しないから生まれるのは危機感。危機感は人間を成長させてくれるエンジンになる。
 
この意識を持つ事が21世紀に生きるパスポートを手にした事になる。