人育ての高等技術の勝負に持っていくと当然苦戦する・・・・
■環境とは
環境とは人財育成・開発の為の社内制度とシステムを創りである。
いくら人を育てようと思っても、
〇経営理念はない
〇ビジョンもはっきりしていない
〇経営方針も不明確
〇会社の業績状況もわからない
〇賃金体系も明確ではない
〇自分の役割が見えないような会社に人は育たない。
考えてみれば、環境とは目的を達成させる為の土壌作りである。花でも野菜でもそうである。土壌作りが悪いと肥料の種類、与え方、温度管理、日照管理等の高等技術を駆使しないと実が出ない。人育ての高等技術の勝負に持っていくと当然苦戦する。
■企業としての価値観を理解させる
これは
〇会社の歴史
〇会社の概要
〇経営理念
〇中期ビジョン
〇働く姿勢
〇会社の風土の意味合いを理解させる。
■次にモラールの高い職場づくり
これは
〇規律・けじめある社風
〇働きやすい職場環境
〇社員の労働姿勢・基本動作
〇会社に対する誇り
〇会社に対する帰属感・一体感
〇職場の士気向上に配慮する環境を創り上げる事である。
■そして企業の魅力づくり
これも会社により色々なテーマがあるが、基本は以下の通りである。
〇高賃金が獲得できるシステム
〇今よりレベルの高い仕事にチャレンジしている
〇自分の意見が会社に反映させるシステム
〇処遇に公平・公正・公開性がある
〇公開経営の実施
〇全社員参画型経営の推進がベースになる。
もちろん会社により、直に出来る部分、出来ない部分はある。例えば、会社の歴史・概要に付いては直に出来る部分である。このように出来る部分からチャレンジしていただきたい。