経営運営上、骨格の腰の部分に当り最重要である・・・
■方針とはレール
方針とはレールである。
目的地に目的通りに行く為には、電車と車なら、電車の方が確率は高い。それは何故か。電車にはレールがあるからだ。車は幾ら自分が気を付けてもぶつけられるし、渋滞があれば目的通りには行けない。
会社の方針とは『今年1年間どのような方向性を持って戦うか』を全社員が迷わないようにレール敷く事である。これを形に現したのが経営計画書である。
■方針浸透には血を通わせる
この方針は目に見えないものである。だから方針とは、まるで生き物であるかの様に丁寧に水をやり、陽の光を当てなければすぐ枯れる。方針が真に“方針”と為るのは、根づかせ、そして血を通わせるからだ。血を通わせるとは、社員に対して常にそのことを訴え続け、浸透させることである。方針のある計画とは、喜びを醸し出すものであり、成長を助成するものであるが故、それをつくることは経営者の最大の仕事となる。
方針の位置づけは統一の原則の4番目に位置する。
〇将来に対する方向性
〇今年の業績づくりに対する扇の要である。
方針が無ければ将来と今年単年度を結ぶ機能が無い事になる。そうすると社員は迷ってしまう。経営運営上、骨格の腰の部分に当り、最重要である。